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ガイソー多治見店

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モニエル瓦屋根の塗装について

2019.06.13
こんにちは
ガイソー多治見店の三浦です。
ブログをご覧いただきありがとうございます

さて今日は【モニエル瓦の塗装】について
お話しようと思います。
この写真のような屋根がモニエル瓦の屋根になります
小口の部分がギザギザしているのも特徴の一つです。
大手のハウスメーカーでも多く使われていた関係で、
多治見市内でも色々な所でも拝見します。
一見、《瓦》とつくので塗装が必要ないように思われますが、
この屋根は塗装が必要な屋根材になります。
そして、注意をして塗装をしないと塗装した後に
剥がれなどが起きる厄介な屋根材でもあります。

モニエル瓦とはコンクリート瓦の一種で
主な成分がセメントなため、瓦自体には防水機能がないため
塗装が必要になります。
モニエル瓦を塗装をする際に何が厄介なのかというと、
“スラリー層"という層の劣化がカギとなってきます。

この“スラリー層"というのは
コンクリート瓦を作る際に基材に顔料とセメントを水状に溶かして
含侵させる着色層のことを指します。そしてその塗膜層が厚く、
最も厚いものは0.8mmもあります。
少し難しいですが、このスラリー層の上にクリヤー塗装がかけられているのですが
経年劣化でクリヤー塗装がなくなるとスラリー層がむき出しとなり、
非常に脆弱なため指でこすっただけでパサパサの粉のようになります。

その為に塗装をする際にはこのスラリー層をしっかり除去する必要が
あります。

以前塗替えのご依頼をいただいたお客様のお家の屋根です。
しっかりとした知識を持たずに
塗替えをしてしまうと、このように
塗替え後に剥がれてきてしまいます。

塗替えしたのにこんなことになってしまっては
もともこもないですね。
スラリー層が残ったままなのがわかります。

モニエル瓦を塗装するのに大事な事は2つです
1.“スラリー層"をしっかりと高圧洗浄で除去する
2.スラリー用の専用の下塗り材をしっかりと塗布する

技術的なことにもなってきますが
この2つがとても重要になってきます
通常は
高圧洗浄をしっかりして
専用の下塗り材を使えばモニエル瓦は塗装できるのですが
先ほどの写真のような剥がれがでている状態になっている場合は
脆弱なスリラー層の上に塗装をされた塗膜も取り除かないといけないので
サンダーなので削っていく作業も必要になってきます。


モニエル瓦を塗装する際には是非専門知識をもった業者さんに
依頼をしていただきたいと思います。

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