お問い合わせ
0120-346-513
0120-346-513 
ブログ
【多治見市】知らないと後悔する！コーキングの“打ち替え”と“打ち増し”の違いと選び方｜ガイソー多治見店
2025.10.07
三浦 絵梨奈
知らないと後悔する！コーキングの“打ち替え”と“打ち増し”の違いと選び方｜ガイソー多治見店
【結論】
コーキングの「打ち替え」と「打ち増し」は、どちらも外壁のすき間を保護するための工事ですが、古いコーキングを撤去して新しく打ち直すのが「打ち替え」、古い部分を残して上から重ねるのが「打ち増し」です。耐久性・仕上がり・長持ちの面では、打ち替えが圧倒的に優れています。
特に多治見市のように暑さと寒暖差が大きい地域では、劣化が早いため築10年以上の住宅は「打ち替え」が基本です。
1. コーキングとは？役割と重要性
「見た目はきれいなのに、なぜか壁のすき間から水が入ってくる…」
そんなとき、原因の多くは“コーキング”の劣化です。
外壁サイディングのすき間に充填されているゴム状の素材が「コーキング」です。
外壁の動きを吸収し、雨水や湿気の侵入を防ぐ“防水の要”のような存在です。
しかし、紫外線や雨風、寒暖差の影響で年数とともに劣化し、ひび割れや剥がれが生じます。
そのまま放置すると、雨水が入り込み、外壁材や下地が腐食するおそれがあります。
なお、「コーキング」と「シーリング」は基本的に同じ意味で使われます。
建築業界では、外壁やサッシまわりなどのすき間を埋める施工全般を「シーリング」と呼び、
住宅リフォームの現場では「コーキング」という言葉がよく使われます。
つまり、呼び方の違いだけで、役割や機能は同じです。
このため、「シーリング工事」「コーキング工事」は、どちらも外壁の防水施工を指しています。
「コーキングの劣化は外壁内部の腐食を招くことがあります」
2. 打ち替えと打ち増しの違い
| 打ち替え | 打ち増し | |
| 方法 | 古いコーキングを撤去し、新しく充填 | 古いコーキングを残して上から追加 |
| 耐久性 | 約10～15年 | 約3～5年 |
| 適用箇所 | サイディングの目地など動きの大きい部分 | サッシ廻りなどの軽度な補修部位 |
| 費用目安 | 約700～1,000円/ｍ | 約400～700円/ｍ |
| メリット | 長持ち・見た目が綺麗・塗装との相性がいい | 工期が短く、費用を抑えられる |
| デメリット | 費用と手間がかかる | 劣化が早く 再施工が必要になる |
打ち替えは、古いコーキングを完全に撤去して新たに施工するため、耐久性と防水性が高く、仕上がりも美しいのが特徴です。
一方、打ち増しは短期間の補修目的で行われる簡易的な方法です。
（サッシまわりなど撤去するとサッシや裏の防水シートまでを傷つけてしまう場所など部位によっては増し打ちを行います）
※古いコーキングを撤去するか、残すかが大きな違いです
3. 施工方法の流れ
【打ち替えの流れ】
①古いコーキングをすべて撤去
②目地内部を清掃・乾燥
③養生テープで保護
④プライマー（密着剤）を塗布
⑤新しいコーキングを打設
⑥ヘラで均して仕上げ、乾燥
↑既存のコーキングを撤去している様子
【打ち増しの流れ】
①劣化部分の清掃
②新しいコーキングを上から打設
③ヘラで整えて完了
④短期間で施工可能ですが、劣化の進んだ目地には向きません。
↑コーキングを充填している様子
専門職人による施工体制
ガイソー多治見店では、塗装職人がついでに行うのではなく、コーキング専門の職人が専任で施工を担当しています。
塗装職人が施工するのと、日々コーキングだけを施工している職人が行うのとでは厚みが圧倒的に違います。
下地処理から仕上げまで専門的に行うことで、仕上がりの美しさと耐久性の両立を実現しています。
「専門職がやるからこそ長持ちする」──この点が当店の強みです。
4. 費用の目安と見積もりの注意点
打ち替え：700〜1,000円/m
打ち増し：400〜700円/m
30坪前後の住宅で、打ち替え工事は約20〜30万円が目安です。
見積書に「コーキング工事一式」とだけ書かれている場合は、内容を確認しましょう。
次の3点が明記されているかがポイントです。
●打ち替えか打ち増しか
●使用するコーキング材の種類（例：変成シリコン・オートンイクシードなど）
●施工範囲（何m分か）
※【必要箇所のみ】と書かれている場合は劣化の激しい部分のみしか
やってもらえない可能性が高いので要注意です！！
5. 多治見市でコーキングが劣化しやすい理由
多治見市は全国でも有数の高温地域です。
夏場は外壁表面温度が60℃を超えることもあり、紫外線と熱によりコーキングが硬化・収縮します。
冬は乾燥や寒暖差によってさらにひび割れが進行し、全国平均より1〜2年早く劣化が進む傾向にあります。
特に南面・西面など日当たりの良い部分は要注意です。
6. 外壁塗装と同時に行うメリット
足場を組む際にコーキングも同時に行うと、費用面と仕上がりの両方で効率的です。
塗膜とコーキングの密着が向上し、外壁全体の防水性を高められます。
別々に行うと足場費用が二重に発生するため、外壁塗装を検討中なら同時施工が理想です。
【関連動画】塗るだけじゃ危ない！外壁塗装の下地処理をプロが実況解説
7. どちらを選ぶべき？プロが教える判断基準
| 状況 | おすすめ施工法 |
| 築10年以上 外壁塗装と同時施工 |
打ち替え |
| ひび割れ・硬化・剥がれるが見られる | 打ち替え |
| 応急処置 | 打ち増し |
| サッシまわり・小さな隙間 | 打ち増し |
特に、足場を組むタイミングでの打ち替えは、耐久性・コスパともに最適です。
8. よくある質問（FAQ）
Q1. コーキングの寿命はどのくらいですか？
標準的なシリコン系で7〜10年。高耐久タイプ（オートンイクシードなど）は15年以上持ちます。
Q2. 古いコーキングを放置するとどうなりますか？
ひび割れや剥離から雨水が侵入し、外壁内部や木材の腐食・雨漏りの原因になります。
Q3. 打ち替えと打ち増し、見た目は同じですか？
見た目は似ていますが、内部構造と耐久性に大きな違いがあります。
Q4. コーキングの色は外壁に合わせられますか？
色数はあります。白色のコーキングを使う業者さんがほとんどですが、ガイソー多治見店では外壁の色にあわせて選択します。
Q5. 足場を組むときはコーキングもやるべきですか？
はい。同時施工でコストを抑えられ、塗膜との密着性も高まります。
Q6. DIYで補修しても大丈夫ですか？
応急処置としてコーキングを打つことは可能ですが、プライマー（下塗り剤）の処理や適切な厚みが確保できないと、すぐに剥がれたり、隙間が再発したりします。
そのため、長持ちさせたい場合は専門職人による施工が安心です。
また、ホームセンターなどで販売されている「シリコン樹脂系コーキング材」は外壁には不向きです。
シリコン系は塗料をはじいてしまう性質があり、後から塗装をするとムラや剥がれの原因になります。
外壁には、塗装との相性が良い「変成シリコン系」や「ウレタン系」**のコーキング材を使用しましょう。
Q7. 安い業者との違いは？
打ち替え、打ち増しの違いや施工箇所の違いなど様々です。
材料の種類や厚み、下地処理の有無などで寿命が半減することも。価格よりも施工内容を確認しましょう。
Q8. コーキング工事に保証はありますか？
ガイソー多治見店では、外壁塗装などとセットで施工した場合、使用する塗料・コーキング材・施工方法に応じた保証書を発行しています。
ただし、コーキングのみ単体で施工した場合は保証対象外となります。
理由として、コーキングは周囲の塗膜や下地の状態にも影響を受けやすく、単独では長期的な品質保証が難しいためです。
そのため、外壁塗装と同時に行うことで、塗膜とコーキングの密着・耐久性を確保し、保証の範囲も広げることができます。
9. 専門家コメント｜ガイソー多治見店より
「コーキングは外壁を守る“防水の命綱”です。
多治見のように暑く乾燥した地域では、他の地域より劣化が早く進行します。
築10年を過ぎたら点検をおすすめします。
ガイソー多治見店ではコーキング専門職人が一軒一軒丁寧に施工し、耐久性と美観の両立を実現しています。
安さではなく“正しい施工”を選ぶことが、10年先の安心につながります。」
まとめ
打ち替え：古いコーキングを撤去して新しく施工（耐久性10〜15年）
打ち増し：古い上から重ねる簡易施工（耐久性3〜5年）
●多治見市は気候的に劣化が早く、外壁のつなぎ目は打ち替えが最適
●外壁塗装と同時施工で費用効率・防水性・美観がすべて向上
●ガイソー多治見店ではコーキング専門職人が専任で施工
お問い合わせ・店舗情報
「うちのコーキング、そろそろ替えたほうがいいかも…」と感じたら、まずは無料点検をご利用ください。
ガイソー多治見店では、地域の気候に合わせた最適なメンテナンス方法をご提案します。
ガイソー多治見店
所在地：岐阜県多治見市小名田町1丁目36
営業時間：10:00〜18:00（定休日：日・木）
電話番号：0120-346-513
公式LINE：https://lin.ee/NuogwkJ
運営会社 サンセイ株式会社
HPはこちらから
中津川市 恵那市 東白川村 白川町 七宗町 八百津町 川辺町 御嵩町 瑞浪市 土岐市 多治見市 可児市 美濃加茂市 冨加町 坂祝町
お近くのガイソーを探す
